母国・フランスでの9年間の経験を活かして、日本でもタクシードライバーになることを決めました。
この日は、配車業務や運転前の点検などの研修を受けていました。
「いろいろな漢字と読み方たくさんあります。ちょっと難しい」
客の名前や、行先などの漢字に苦戦している様子です。
もちろん、安全な運行のため、路上での研修も欠かせません。
「右に気を取られて左の巻き込みが。後ろから自転車とかがきてたら危ないです」
苦労が多い一方、フランス語はもちろん、若干の英語も出来ることは彼女の大きな武器の一つです。
皆生タクシー 村上耕一 課長
「(外国人客の際)言語の壁がドライバーとしてはネックになっていた部分をセヴリンさんが母国語で対応してくれるところに期待を持っています」
「うれしいですがちょっと心配です」
そして迎えた、デビューの日、車に乗って配車指示が来るのを待ちます。