終戦の日のきょう、小泉農水大臣や「ポスト石破」として名前が挙がる国会議員が続々と靖国神社に参拝しました。さらに、参院選で躍進した参政党は国会議員と地方議員あわせて88人が集団参拝しています。
午前8時前、東京・九段の靖国神社。小泉農水大臣が参拝に訪れました。石破政権の閣僚の中で、終戦の日に参拝したのは小泉氏が初めてです。
小泉進次郎 農水大臣
「(Q.ぶら下がり、よろしいでしょうか)…」
参拝後、記者団の問いかけに答えることのなかった小泉大臣。その後行われた閣議後の会見で…
小泉進次郎 農水大臣
「初当選以来、見ていただければ毎年の行動として。不戦の誓いと、そしてこれは改めて思いますけども、どの国であっても国家のために命を捧げた方に対する礼を忘れないこと、このことは重要なことだと考えております」
一方、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で献花を行った石破総理は靖国神社には参拝せず、自民党総裁として私費で玉串料を奉納しました。
また、「ポスト石破」として名前の挙がる議員も相次いで靖国神社を参拝しました。
自民党 高市早苗 前経済安保担当大臣
「たくさんの方が国策に殉じられました。尊崇の念をもって、哀悼の誠を捧げてまいりました」
さらに、今年は普段とは違う光景も。
記者
「いま、参拝を終えた参政党の神谷代表の姿が見えました。支持者からの歓声に笑顔も見えます」
先月行われた参院選で「日本人ファースト」を掲げ、躍進した参政党は国会議員と地方議員あわせて88人が参拝しました。
参政党 神谷宗幣 代表
「二度と日本が戦争に巻き込まれないように、戦争の惨禍にあわせないように、平和を守る政治をやりたいという思いを、きょうはお伝えしてきました」
参政党は談話を発表し、「今こそ私たちは明治維新からの160年、大東亜戦争終結からの80年を総括しなければならない」としています。
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