「命を投げ出そうとする人」へ 金関さんが伝えたいこと

(金関 拓海さん)
「今回は有難うございます」

前半のステージマジックは終了。そして後半、満員の観客に伝えられたのは、金関さんが伝えたかった「生きていく喜びと、命の意味」でした。

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(金関 拓海さん)
「すべてが自分が嫌いで、18歳までに死のうと思ってて、『自殺します』と書いていたノートなんですけど、チラッとめくってみると、あるページに『自殺取り消しと』書いてあるんです【画像⑫】」

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「何が書いてあった、と思って読んでみたら、僕、当時中学校一緒だった岡田君とバーベキューをしただけんなんです。僕、言ってないんです、家庭環境がどうとか。バーベキューしただけで救われた」

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「ここのステージに立っていることもそうですし、皆様とお会いできたこともそうですし、僕と関わってくれたすべての方々のおかげで、今ここに立たしていただいていることが出来ております」

「重い話に聞こえるかもですが、人生今すごく幸せで、友達がいて、朝起きただけで幸せだなと思えるようになって。今まで『死にたい死にたい』だった当時の僕に今の僕を見せたら、きっと羨ましがるだろうなと思います」

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「なので、いまこれからも周りにおられるかも、命を投げ出そうとする方、ほんの些細な関わりが、その人の運命を変えていくと僕は本気で信じていますし」

「そのためには常に、僕や周りの人が笑顔で明るくいることが重要なんじゃないかなと」

会場には、母・圭子さんも訪れ、自身の涙をぬぐっていました【画像⑮】

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「いっぱいあります、つらいな、いやだなと、散々今まで人生を送ったんですけど、関わってくれた方、どなたか欠けても今の僕はなかった。僕こういうの伝えていかなきゃいけないと思って それが僕に課せられた使命なんじゃないかなと」

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「僕にしか発せない言葉があると思っているので、それを伝えたいと思って」

「本当に皆さん、ありがとうございました」

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(来場者)
「強い心の男性だなというのはあったけど、だから今の彼があるんだなと知りました」

「若いのに立派だった。皆さんを元気づけられた方もおられるのでは」