“オールナイト万博”として夜通し万博を楽しむ人たちも

 お盆休み後半戦の初日ということもあり、多くの人が訪れていた万博。博覧会協会は、運転再開まで来場者が万博会場内で待機できるよう東ゲートを開放し対応。電力館が電源タップを出し携帯電話の充電を可能にしました。

 また、パビリオンをあけて見学できるようにしたオランダ館では、パビリオンの職員が水やクッキーを配布。ポルトガル館ではダンスを披露し、会場に残った人を楽しませました。

 落合陽一さんが手掛けるパビリオン「null2」は…

 (null2担当 村井大輝さん)「帰れないお客さんが少しでも楽しんでいただければと思って。いつもは午後10時ぐらいに消しているんですけど、LEDライトをつけさせていただいているのと、昼間では流せないDJ音楽を落合さんがセレクションして流しています」

 このような状況にいっそのこと“オールナイト万博”として夜通し「万博」を楽しもうという人たちの姿も。万博のライブカメラには踊る人たちの姿もありました。

 一方、ベンチでは多くの人が横になり人工芝は雑魚寝状態。

 「寝たい、眠たい」
 「キツイですね、想定外でした。でも途中でドイツ館の人がハリボーのグミを配布してくれた」

 そして万博会場は、日の出を迎えました。お盆休みを直撃した地下鉄のトラブル。14日午前5時半前、ようやく全線で運転を再開しました。

 混乱から一夜明け14日の万博は通常より30分遅く午前9時半に開場しました。

 「きょうもそういうことがないように願っていました」
 「なったらなったで何とかしようかなって」
 「トラブルはつきものなのでしゃーないけど、きょうも9時にほんまは入りたかったけど入れへんのとか残念です」