「どんなことを考えていたのだろう」

俳優の奈緒は、“終戦後”に飛び立った「最後の特攻隊」が出撃直前に笑っていた写真を見て、思いました。

その疑問に迫ろうと、奈緒はTBS/JNNの戦後80年特番「なぜ君は戦争に?」(8月14日よる10時放送)で写真のなかに写る「最後の特攻隊」の一人の若者の足跡を取材。

取材の中で感じたこと、伝えたい想いとは…

――番組を見てもらう人に伝えたいことは

俳優・奈緒さん
「(取材の)きっかけは、1枚の写真でしたが、それぞれこういった『戦争』というテーマに向き合うきっかけがあるんじゃないかと思う。

それが今年=戦後80年というタイミングなのかもしれない。実際に本当にお話を体験した方のお話を聞ける機会もどんどん減ってきている中で、こうやって話を聞いて、まず、自分の中で答えを見つけようとしましたが、やっぱりそんなに簡単に答えは見つからないと思いましたし、早く答えを求めることよりも、考え続けることの大切さというものをすごく学びました。

決して、今回の取材、戦後80年で終わりにせずに、私たちのこの幸せを守るために、大切な人の幸せを守るために何ができるのか。一緒にみんなと考え続けたいと思いました。一緒にみんなと考え続けたいです」

――「最後の特攻隊員」の親友・神馬さんと話して何を感じたか

「本当にたくさんのお話をしてくださって、そこには神馬さんの当時の思いもありました。

今日、私がお話を聞けたことで『伝えて欲しい』という強いメッセージを受け取ったので、私も伝えていきたいと思います。一緒にお話できた時間が私にとってすごく大きな時間になりました」