大雨被害”九州でも厳しい暑さ 行方不明者の捜索続く

大雨被害に見舞われた九州でも。

13日は各地で晴れとなり、宮崎県をのぞき「熱中症警戒アラート」が発表。熊本県は、全ての観測地点で30℃を超えました。

住民
「暑い!暑いですね!きのうよりさらに暑くて」

住民が汗だくになりながら、片付けに追われていました。

さらにこの暑さの中、大雨による断水がいまだに続いているのです。

12日から設置されている町内4か所の給水所には、多くの人が詰めかけていました。

大きな被害をもたらした今回の大雨。熊本市では、13日午前10時20分ごろ、浜戸川で高齢男性とみられる遺体が発見され、11日から安否がわからなくなっていた、近くに住む長田修さん(74)であることが確認されました。

また、市内に住む森下尚治さんの安否も分からなくなっていて、13日、井芹川では、森下さんの車が川から引き上げられました。

しかし、車内に森下さんの姿はなく、14日も警察や消防では捜索を続けるとしています。

森下さんの長女
「どんな形でも良いので早く戻ってきてくれたらなって」

熊本県では、これまでに3人が死亡、2人が安否不明となっています。

大雨の爪痕が色濃く残る中、西日本を中心に九州でも、14日はさらに暑くなりそうです。名古屋や大阪、福岡などでは35℃以上の猛暑日の予想となっていて、熱中症への警戒が必要です。