山形県大石田町の夏の風物詩「最上川花火大会」が今月16日に開かれます。
花火の材料費が高騰する中、大会を後世に残していくための取り組みも行われています。
90年以上の歴史を誇る大石田町の「最上川花火大会」。観覧場所から打ち上げ場所までが近く、大迫力で楽しめるのが特徴です。

名物は、花火の直径が450メートルを超える「町民号20号玉」いわゆる2尺玉の花火です。
しかし、近年、火薬など、花火の材料費も高騰しています。

大石田町 庄司中 町長「花火の価格がコロナ前、そしてウクライナ戦争前と比べると倍以上に上がっておりましてそこは運営的にはかなり苦しい」

今年は、一発あたりの費用がコロナ禍前の2倍。20号玉は1発でおよそ70万円にのぼります。
打ち上げ数もおととしの10発から7発に数を減らしました。
こうした中、夏の風物詩を後世に残していこうと行われているのが、キリンビールの「晴れ風(はれかぜ)ACTION」です。
売り上げの一部が大会の支援金として寄付され、専用サイトでは自治体に寄付することができます。

県内では、大石田町と大江町の花火大会が寄付の対象です。
大石田町のゴルフ場では、地元の大会を支援しようとレストランで提供されていました。

大石田ゴルフクラブ 土田大輔 チーフ「地域の活性化に少しでもなれるように盛り上げていきたい」

支援に参加した人「できる範囲で支援できたらいいなと思います。大きな尺玉が開くのでとっても楽しみにしています」

大石田町 庄司中 町長「持続可能な花火大会にするには大変ありがたい。(当日は)みんなの願いを込めて上がってもらえれば」

大石田まつり最上川花火大会は今月16日に開催されます。














