盆の入りのきょう、山形市の寺には朝から多くの人が墓参りに訪れ、先祖の墓に手をあわせていました。

山形市緑町の正願寺です。日差しが照り付ける中、朝から多くの人が墓参りに訪れ、墓を掃除したり花や線香を供えたりして先祖を供養していました。

訪れた人は「予報で暑くなると言っていたので涼しいうちにと思って朝早くから来ました」

「(ご先祖に)息子と娘の近況報告をしました」

こちらの家族は、横浜から帰省した兄夫婦と一緒にお参りです。

訪れた人「(ご先祖に)兄夫婦が遠いところから来てくれたので、お兄さんたちも来てるからねと報告しました。普段会えない家族が一つに集まっていろんな話をしたり、お墓まりをしてとてもいい時間です」

訪れた人「特別な時間だね」

こちらの男性は、自分の家で育てた花を供えていました。

訪れた人「ケイトウとシマガヤですね。庭で作っていて、ご先祖の供養にお供えしている。家族みんなが健康で幸せであるようにとお祈りしました」

正願寺では16日の送り盆までの期間中、およそ3000人が墓参りに来る見込みだということです。