これまでの記録的な大雨の影響で、鹿児島県霧島市の福山港には、大量の流木やごみが流れ込み、漁船が出られなくなっています。

霧島市の福山港に流れ着いた大量の流木やごみ。海面が見えなくなっています。

県によりますと、これまでの大雨の影響で近くの川などから流れ出したとみられています。その範囲は霧島市福山港と周辺の海岸、あわせておよそ1万4500平方メートルに広がっています。

(近所の住民)「福山には山がいっぱいあるから、その木が川に流れた(港に)流れるしかないからだと思う」

県漁協・福山町支所によりますと、福山港はアジやタイを一本釣りする小型船などが停泊し、流木の影響で港から出られないということです。ブリの養殖いけすに被害は確認されていません。

県は流木やごみの撤去に向けて建設会社と調整していますが、撤去がいつ終わるかめどは立っていないということです。