大雨で線路に土砂が流れ込むなどの被害が出ているJR日豊本線では、復旧の見通しが立たず、利用客に影響が出ています。
日豊本線は、8日の大雨で線路に土砂が流入したり、盛り土が崩れる被害が出ています。
JR九州によりますと、復旧の見通しは立っておらず、当面の間、鹿児島駅と西都城駅の間で運転を見合わせるとしています。
鹿児島中央駅では、戸惑う利用客の姿が見られました。
(国分に向かう中学生)「運転が止まっている。サッカーの練習試合が国分海浜公園である」「バスか車でむかう。今から親に電話してみる」
一方、国分駅でも姶良市方面に向かえず、車に切り替える利用者も。
(息子を姶良市まで送る)「列車が出ないなか家を出ようとしていた。車で送ってあげようかなと。姶良まで行こうとしていたので」
(中学生の息子)「映画を観に行く。不便、やっぱり」
JR九州ではお盆休み明けの来週から利用者も増えることから、「対応を検討している」としています。このほか、肥薩線も吉松駅と隼人駅の間で運行を取りやめています。
バスにも影響が出ています。
九州自動車道の人吉インターと南関インターの間が通行止めとなっているため、高速バスは鹿児島と福岡・熊本を結ぶ便が運休しています。














