水上でも陸上でも…「形」を変えて繁殖
(小菅さん)
「水の近くにあるときは(葉が)丸いが、陸地にあるものは若干細くなったりする。水陸両用という感じで、水に浮くときに葉っぱが丸い方が安定感が出るのでしょうね」
水上でも陸上でも形を変えて繁殖し続ける。それが、この侵略植物の脅威を一層高めています。

(被害にあったコメ農家)
「重機とか使ったりしてやらないことには、とても人の手だけじゃ追いつかないですよね。取るのもすごい重たいので、こんなちょこっとでも根っこからしっかりしているので、持ってくるとなったら重たいです」
重機を使うことにも問題が。オオバナミズキンバイは、根や茎の切れ端からでも完全に再生できるため、重機で大がかりに撤去したり、田んぼや畑に生えているのを知らずにトラクターなどの農業機械を使ったりすると、他の場所に広がる恐れがあると言います。
(小菅さん)
「トラクターのタイヤの隙間にちょっとだけ破片が付いただけでも、そのトラクターが移動することで、次の田んぼへと広がっていってしまう」
(被害にあったコメ農家)
「トラクター使ったときにこの田んぼで洗って、次の田んぼに入っていくことは無理です。本当はやりたいんだけど、作業上無理です」
















