「生涯忘れることができない日」

宮下三枝子さん(93)
「(B29は)小倉を目的で行ったけど下が見えなかった、小倉の造兵廠も何も見えなくて。そして長崎に原爆が落ちて、もう私は忘れることができません。長崎の方に対しては、本当にこの8月8日、9日は私にとっては生涯忘れることのできない日にちです。もう今、体が動きませんけど、心から長崎の方には本当に、私ら、心から亡くなった方にご冥福を祈っています。私も今93歳になりますけど、元気におられるのは、本当に申し訳ないっていう気持ちもあります。身代わりになったんだな長崎の方の亡くなった方はっていう。でも生かされている以上は、このことは、私は、孫、ひ孫、娘たちにこのことは随分話して聞かせました。戦争は本当にやってはいけない」