高安奈緒子 気象予報士
「冷たい!冷たーい!」

この厳しい暑さなので、水族館の生き物たちも熱中症対策をしているんだそうです。水族館があるのは、都会のビルの屋上。外にいる生き物たちにも、痛いくらいの日差しが照りつけます。

ケープペンギンは、南アフリカの比較的暖かい地域に住む生き物ですが、それでも日本の暑さは非常に厳しいとのこと。

サンシャイン水族館 飼育スタッフ 板東恵理子さん
「目の後ろにピンク色の部分があり、皮膚の色が見えている。あそこがかなり赤くなっていたら、体温が上がっている」

そして、暑さ対策として、日陰を作ってミストを出したり、体に直接水をかけて、冷やしてあげたりしているそうです。

ほかにも、先ほど水をかけてくれたアシカは、エサに加えて、氷を食べて水分補給をしたり、ペリカンは水槽の水を増やして、足元から冷やすなどの対策を行っているそうです。

対策をして、生き物たちも元気な姿を見せてくれています。夏休みなどに遊びに行ってみてはいかがでしょうか。