猛暑日は少なくても…「30℃以上の真夏日」は沖縄が圧倒的に多い!
那覇市で過去に観測された最高気温の最も高い記録は、全国的な猛暑となった2024年7月の36.0℃。
同年6月から8月にかけての35℃以上の猛暑日の回数では、那覇市は「8日」と全国で8番目に少なくなっています。海に囲まれた沖縄では気温が上がりにくい分、猛暑日になりにくいのです。
一方、同期間に那覇市で30℃以上の真夏日となった回数(猛暑日を含む)は「73日」。石垣島の「85日」が全国最多です。全国平均は「約40.6日」で、沖縄は圧倒的に真夏日が多くなっています。
「沖縄が避暑地」は “真夏だけ” かも
このことから、30℃以上の真夏日が多く暑い日が長く続く沖縄が本土より涼しく感じられるのは、“全国的な暑さのピークのわずかな期間” に限られると言えそうです。
日本各地に比べ最高気温が低い日が続いている沖縄。しかし、日差しの強さと紫外線量は侮れません。”避暑地”として訪れる場合でも、日焼けや熱中症への対策を忘れずに過ごすことが大切です。