初冬の長野市の夜を彩る「第116回長野えびす講煙火大会」が、23日開催されました。

午後6時から始まったえびす講の花火大会。

あいにくの雨模様となりましたが、長野市の犀川河川敷を会場に、およそ9000発の花火が打ち上げられました。

3年前の台風19号災害や新型コロナの影響で、有料の観覧席を設けての開催は
4年ぶりとなりました。


SBCでは花火の様子をライブ配信しました。
ご覧いただきありがとうございました。

長野えびす講煙火大会 画像ギャラリーはこちら【随時更新】

長野えびす講煙火大会 画像ギャラリーはこちら【随時更新】


えびす講は、長野市の西宮神社の御祭礼で、商売繁盛・五穀豊穣などを願う人々でにぎわいます。


▼商売繁盛願い…恒例の「えびす講」宵えびす始まる(11月19日)

えびす講に合わせ、商店では大売出しを行い、住民は冬支度の買い物をするのが慣例でした。そんな中、明治32(1899)年、有志が景気付けをしようと花火を打ち上げ、それ以来、えびす講で花火を打上げるようになり、長野の冬の花火が恒例になりました。

▼昭和30年代、約60年前の映像で振り返る「えびす講」
▼空中散歩で半世紀前にタイムスリップ 長野えびす講煙火大会に合わせ…もっと知りたい仏都・長野

2019年は台風19号、2020年は新型コロナで中止、2021年は開催されましたが、観客の密集を避けるために会場を分散して行われました。