検察側が交際解消から犯行に至るまでの経緯を説明

検察側の冒頭陳述によると、今野被告と被害女性は今年2月ごろまで交際関係にあった。

交際関係解消後、今野被告は複数回、復縁を求めて元交際相手の女性に電話をかけ、これを受けて女性は2月26日に小倉南警察署に相談していた。

その後も今野被告は復縁を求めて電話をかけ続けたため、3月11日に元交際相手の女性が今野被告に対する警告を求めて警察署に再度相談。
今野被告は3月13日、警察官から口頭警告を受け、ストーカー規制法により規制されている行為の説明を受けた上で確認書に署名していた。

しかし、今野被告はその後も電話やメッセージの送信を繰り返したため、3月26日にストーカー規制法違反の容疑で逮捕され、4月7日には警察署長からストーカー規制法に基づく禁止命令を受けていた。