今年の富山県は、梅雨から夏にかけて記録的な少雨が続いていましたが、8月7日には一転して観測史上1位となる記録的な大雨に見舞われました。砺波市では12時間で8月の平年1か月分を上回る雨量を記録するなど、雨の降り方が極端になっています。こうした状況の中、今週末から来週にかけて再び大雨となる恐れがあり、厳重な警戒が必要です。
「山の日」の連休は警報級の大雨に注意
日本気象協会によりますと10日(日)から12日(火)にかけて、前線が北陸付近に停滞するため、富山県内では大雨となる恐れがあります。特に「山の日」の11日(月)は警報級の大雨となる可能性があり、土砂災害や河川の増水に注意が必要です。7日の豪雨で地盤が緩んでいる可能性もあり、少ない雨量でも災害につながる危険性があります。

