今後の予想進路と強度の見通し

台風11号は今後、小笠原近海を経て日本の南へと進む見込みです。24時間後の9日3時には小笠原近海の北緯21度20分、東経143度20分を中心とする半径105キロの円内に達する予想です。この時点での中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予測されています。

48時間後の10日3時には日本の南の北緯22度10分、東経139度50分付近に達する見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカルに下がり、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと、やや勢力が強まることが予想されています。

72時間後の11日3時には引き続き日本の南、北緯22度25分、東経134度40分を中心とする半径260キロの円内に位置する見込みです。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されており、引き続き同程度の勢力を維持するとみられています。