7日の大分県内は、久しぶりにまとまった雨となり、各地で恵みの雨となりました。ダムも水位も回復傾向を見せています。
7日は前線の停滞によって大気の状態が非常に不安定となり、県内各地でまとまった雨が降りました。

午後5時までの24時間降水量は日田市椿ヶ鼻で64.5ミリ、佐伯市宇目で41.5ミリなどとなっています。7日夜遅くにかけては、局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあるため、引き続き注意が必要です。

中津市の耶馬渓ダムでは、貯水率が40パーセントを下回った場合、取水制限を開始することが決まっています。午前11時過ぎには貯水率が40.7パーセントまで低下しましたが、この雨の影響で午後5時時点では41.2パーセントまで回復しました。
ただ、8日は天気が回復する予報で、予断を許さない状況が続いています。中津市などでは、引き続き節水を呼びかけています。