使い古しの天ぷら油で大空へ、スーパーと航空会社がタッグを組みました。

愛知県大治町のアオキスーパーで始まった、家庭で使った油を回収する取り組み。日本航空が進めているプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」の一環で、回収された油は持続可能な航空燃料「SAF」の原料になります。

(アオキスーパー 宮崎直昭取締役)
「環境の負荷を軽減できれば、われわれのメリット」

使い古しの油は専用のボトルに入れて持ち込みます。初日のきょうは来店者にボトル100個が配布されました。

(お客さん)
「家で使ったものも(航空燃料)という形で使ってもらえたら感慨深い」

油を持ち込める店舗は、今のところ大治店と大治南店の2店舗のみですが、今月中には大府市や一宮市でも回収が始まるということです。