夏はフルーツがおいしい季節。せっかくならおいしいものを選びたい。そこでおいしいフルーツを見分けるポイントを調べました。

スイカといえば、叩いた音で実のつまり具合などを判別することありません?ただ、スーパーでその行為はちょっとやりづらい。

そこで!見た目でおいしいスイカを見分ける方法をフルーツを扱うこと30年以上!スーパーアキダイの秋葉社長に教えて貰いました。

アキダイ 秋葉弘道 社長
「この黒いギザギザの線ありますよね、これがしっかりあるもの。この黒いラインが種の場所なんです。(ラインが)切れちゃってますよね。この状態は種が早熟」

スイカの種からは成長ホルモンが分泌されます。その成長ホルモンによって種の周りの果肉が甘くなるそうで、種があるかを見極めるため、この黒いギザギザラインに注目してほしいとのこと。

さらに、黒い種は成熟の証。甘みが強いということで、白い種より黒い種が多いものを選ぶのがいいそう。

今が旬のおいしいフルーツの見分け方は他にも!

アキダイ 秋葉弘道 社長
「今年の夏の果物の中でもイチオシなのが桃ですね。見るポイントとしては、シュガースポット。分かります?白い点々」

この点々は糖度が上がり、皮に亀裂が入ることでできる「果点」と呼ばれるもので、この果点が多いほど甘くておいしいという証拠になるそう。

買い物客
「へー!そうなんですね。初耳です」

シュガースポットが多いこの桃。糖度を測ってみると、なんと18.1度!

アキダイ 秋葉弘道 社長
「やばいですね!もう、めっちゃ甘いです」

お次はフルーツの王様・メロン!

Nスタがやってきたのは、産出額日本一を誇る茨城県鉾田市にある深作農園です。

メロンを作り続けて60年。併設のカフェでは半分にカットしたメロンの上に、大胆にソフトクリームを盛りつけた「メロンパフェ」などが楽しめるんですが…社長の深作さん!「おいしいメロンの見分け方」教えてください!

深作農園 深作勝己 社長
「上のTの字の部分。これが太い方が実は甘い場合もある」

注目するのはツルの部分。ツルが太い方が栄養が果肉にしっかり届き、甘くなるそう。

さらにここでクイズ!

深作農園 深作勝己 社長
「この2つのメロン、どっちが甘いと思いますか?」

卵型と丸型のメロン、どっちが甘い?

30代
「ドラマで高級メロンが出てきたとき、この形(卵型)に近い気がする」
20代
「中身がいっぱいありそうなので、こっち(丸型)。メロンは大好物なんで。一番好きです、果物の中で」

正解は卵型!その理由は…

深作農園 深作勝己 社長
「メロンが完熟を迎えると、お尻の方が限界まで丸みを帯びて膨らんで、ここから割れます。完熟が進んでいる。こっち(卵型)のほうが甘いということになります」