ガソリンの暫定税率廃止に向けて、与野党の実務者が2回目の協議をおこない、野党側が提案した補助金の段階的な引き上げによる廃止案をめぐり意見を交わしました。

与野党6党による2回目の協議では、現在、ガソリン1リットルあたり10円支給している補助金を段階的に引き上げて暫定税率を廃止するという野党案をめぐって意見が交わされました。

自民党の宮沢税制調査会長は野党案の採用は「十分考えられる」と述べました。

自民党 宮沢洋一 税調会長
「恒久的な財源が確保されるかどうかということが大変大事であって、ぜひ、野党の皆さんに財源について具体的な案を提示していただきたい」

次回の協議は今月21日におこなわれる予定で、財源の確保策が焦点になる見通しです。