大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報 第6号
2025年08月06日10時48分 大阪管区気象台発表
近畿中部では、7日朝から夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意してください。また、近畿地方では7日夕方にかけて竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
[気象概況]
前線を伴った低気圧が朝鮮半島付近にあって東に進んでいます。前線は7日に近畿地方を南下する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、7日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するでしょう。
[雨の予想]
6日に予想される1時間降水量は多い所で、
近畿北部 40ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 20ミリ
7日に予想される1時間降水量は多い所で、
近畿北部 30ミリ
近畿中部 40ミリ
近畿南部 40ミリ
6日12時から7日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
近畿北部 80ミリ
近畿中部 80ミリ
近畿南部 60ミリ
その後、7日12時から8日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
近畿北部 50ミリ
近畿中部 80ミリ
近畿南部 60ミリ
[防災事項]
近畿地方では、7日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合は、近畿中部では7日朝から夜遅くにかけて、警報級の大雨となる可能性があります。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。