7月30日、大阪・関西万博で「EMO(ENGLISH MANZAI OSAKA)-1グランプリ」が開催され、小学生~高校生が英語の漫才を競いあいました。一体どんな漫才が繰り広げられたのか?EMO-1出場を目指して奮闘する中学2年生コンビを取材しました。

お笑い好きの中学2年生「1個デカいことをしたいなと思った」

 今年5月、大阪府八尾市の中学校では、「漫才」の授業が行われていました。講師はお笑い芸人。2年生を対象に漫才の作り方を教えます。

 (チキチキジョニー 岩見真利さん)「野菜言うよと言っといて、野菜じゃない、野菜からずらしたものを言う。それがボケになっている」
 (チキチキジョニー 石原祐美子さん)「うまい棒やさいサラダ味」
 (チキチキジョニー 岩見真利さん)「野菜ちゃうやん!あれ野菜入ってないからな」

 中学生たちの目標は大阪・関西万博で開催される、「EMO-1グランプリ」。世界中の人に大阪の漫才を知ってもらおうと子どもたちが英語の漫才を競いあう大会です。この中学校では、EMO-1に学校から代表を送ろうと予選をすることになったのです。
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 お笑い好きだという中学2年・井上律希さん(13)。EMO-1出場を目指しています。

 (井上律希さん)「このまま(学校生活を)静かに過ごすよりは、1個デカいことをしたいなと思った」

 クラスメイトからはおもしろさに定評があるそうで…

 (クラスメイト)「真面目そうに見えて意外とギャグに走ったり、授業中でもたまにツッコミ入れてきたり、それがめちゃめちゃおもしろい」