大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
2025年08月05日17時24分 気象庁発表

東日本から北日本では7日にかけて、低い土地の浸水や土砂災害に警戒し、河川の増水に注意・警戒してください。また、西日本から北日本では7日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

[気象概況]
 北海道付近に低気圧があって、前線が北陸地方を通って日本海にのびています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となっています。また7日は、別の低気圧が発達しながら日本海から北日本に進み、前線が北日本から西日本にのびるでしょう。
 西日本から北日本では7日にかけて、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込みです。

[雨の予想]
 東日本から北日本では、7日にかけて雷を伴い激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北地方   120ミリ
  関東甲信地方  80ミリ
  北陸地方   150ミリ
その後、6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北地方   150ミリ
  北陸地方   120ミリ

[防災事項]
 東日本から北日本では7日にかけて、低い土地の浸水や土砂災害に警戒し、河川の増水に注意・警戒してください。また、西日本から北日本では7日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。