エアコンの室外機にも“暑さ対策”が必要!
井上キャスター:
続いて、「ちょっと暑い」というときに経済的に冷やすには、▼温度を1度下げるか、▼風量を「強」にするか、どちらがいいのでしょうか?
出水麻衣キャスター:
私は単純に涼しくなりたいので、温度を1度下げます。

料理研究家 浜内千波さん:
経済的というところで考えると、空気を回す意味で、私は風量を「強」にするほうがいいと思いました。
山形純菜キャスター:
温度を下げるために室外機を使うと経済的に高くなってしまうイメージがあるので、私も風量を「強」にします。

井上キャスター:
ダイキンによると、風量を「強」にするほうが経済的に合理的とのことでした。
風量を強くするとゴーッと大きな音がするので、電気を使ってしまっているのではないかと思いがちですが、ミソは室外機です。
温度を下げると“エアコンの心臓”である圧縮機が動き、室内の熱を外へ、冷たくなった空気を室内へ移動させます。このとき、エアコンの電力の約80%を圧縮機で消費するため、これを動かしてしまうと、消費電力がどんどんかさんでいくということのようです。
温度を下げる代わりに風量を強くしてあげるほうが経済的にお得で、もっといえばサーキュレーターを併用すると、より空気が回ってくれるという考え方もできるかもしれません。

では、圧縮機が入っている室外機はどうしてあげるのがいいのでしょうか?冷やしてあげるとよさそうな感じがしますが、たとえば水をかけるのは○でしょうか、×でしょうか。
料理研究家 浜内千波さん:
私の答えは×です。やはり、刺激を与えて水が入ってしまうといけないと思います。
井上キャスター:
ダイキンによると正解は×で、水をかけると、電子部品に不具合のおそれがあるとのことです。
では、水ではなく、すだれをかけてあげるのはどうでしょうか?
山形キャスター:
室外機に、物は何も置かないほうがいいと聞いたことがあります。
井上キャスター:
実はダイキンによると正解は○で、室外機には日陰をつくってあげることが大事だということです。
ただ、すだれを直接かけてしまうと熱がこもってしまいます。すだれは少し離してかけ、風通しを確保してあげるのがいいようです。
ちなみに私の家にはすだれがないため、5年前ぐらいから、使わなくなった傘を立てかけて日陰をつくっています。