実験〈2〉3分でできる!手作りアイス

◆用意するもの◆
ジュース
チャック付きポリ袋
氷
水
塩
大きめのボウル

◆やり方◆
大きめのボウルに氷と塩を入れかき混ぜます。
塩が氷にいきわたったら、水を加えてさらにかき混ぜます。ボウル内の温度はぐんぐん下がって、スタジオの実験ではなんとマイナス10℃以下に!
そこにジュースを50ml程入れたチャック付きポリ袋を入れて、2、3分かき混ぜれば、アイスの完成です。
◆ポイント◆
・ジュースは果汁100%よりも薄いタイプが凍りやすい
・冷たくなると甘味を感じにくいので砂糖を足すと美味しい
コメンテーター 平野ノラ:
美味しいシャーベット!硬さもちょうどいいです。

市岡元気先生:
なぜ冷えるかというと、ポイントが2つあります。
1つめは「吸熱反応」。水に塩を入れて溶かすと温度が下がります。
2つめは「凝固点降下」。水は通常0℃で凍りますが、塩を入れると0℃以下でも凍らなくなります。
実験では氷がどんどん溶けていったと思うんですけど、0℃以下でも凍らずに氷が溶け続けることで、周りの熱を奪います。それが繰り返されて、どんどんどんどん冷たくなると。
恵俊彰:
氷点下なのに凍らない?
市岡元気先生:
大体マイナス20℃くらいまで、凍らない液体ができます。
結構塩を使いましたけど、このままペットボトルに入れて冷凍庫に入れておけば、マイナス20℃の液体になって何度でも使えます。