石川県加賀地方を襲った記録的豪雨から4日で3年です。小松市の宮橋市長は、特に被害の大きかった中海町などの復旧状況を視察しました。
2022年8月4日の記録的豪雨では、小松市を流れる梯川や支流の滓上川などが氾濫し、1500棟以上の住宅が浸水の被害を受けました。
国や県など関係機関は「梯川水系緊急治水対策プロジェクト」を進めていて、小松市の宮橋勝栄市長が4日、進捗状況などを視察しました。
石川県が管理する滓上川では川幅を広げる工事が進められ、川にかかる滓上橋の架け替えは来年3月までに完了する予定です。
小松市・宮橋市長
「ハード整備というのはある程度時間を要することであるので、市としてもハザードマップの改定であったり、皆さんが避難行動を取れるように、適切な情報発信、あるいは地域防災計画等の策定支援にしっかりと取り組んでいく」
プロジェクトでは7年後までに梯川水系すべての復旧工事を終えたいとしていて、激甚化・頻発化する豪雨災害への備えを強化します。