長崎市は現在、燃やせるごみとして回収しているハンガーなどの「プラスチック製品」を来年4月から「プラスチックごみ」として一括回収する方針を市の清掃審議会に示しました。

記者レポート「ハンガーやボールペンなどのプラスチック製品。現在、長崎市では赤い「燃やせるごみ」の袋に入れて回収していますが、リサイクルに向け分別変更の議論が進んでいます」

長崎市は「燃やせるごみ」として回収し、焼却処分している「プラスチック製品」を、来年4月から容器包装などとともに一括回収し、再資源化することを検討しています。

1日に開かれた廃棄物処理業者や市民団体が集まる市の清掃審議会で一括回収の方針が伝えられた結果、承認されました。

長崎市資源循環課・東亮課長「同じプラスチックなのにこちらは容器包装、こちらは製品ということでなかなか市民の皆様には分かりづらい部分がある。プラスチックはなんでも資源として回収してリサイクルできるんだと」

長崎市は、来年4月からの分別変更に向けてことし秋ごろから市民への周知活動を始める予定です。