参議院選挙の結果を受けて、石破総理の退陣を求める声が自民党内に相次いでいる中、自民党大分県連の阿部英仁会長は、現時点で総理の辞任要求は考えていないとの見解を示しました。
1日、大分市で自民党県連の常任総務会が開かれ、参院選大分選挙区で敗れた元参議院議員の白坂亜紀さんが自民党県議に対し、お詫びと感謝の言葉を伝えました。

会議終了後、取材に応じた阿部英仁会長は、党内で高まる石破総理の退陣論について、党本部の参院選総括を注視すべきで、現時点で辞任を要求する考えはないとの見解を示しました。
(自民党県連・阿部英仁会長)「県連からこうしてくれ、ああしてくれというつもりはありません。時期が来れば意見を集約して申し上げなければいけない」
また、総務会では、参院選の責任を取って阿部会長が会長職の辞表を提出したことが報告されました。