石川県の馳浩知事は7月31日の記者会見で、急逝したアメリカの伝説的プロレスラー、ハルク・ホーガンさんについて言及し、プロレスラーとしての自身の経験を交えながら故人への深い思いを語りました。

「憧れのプロレスラー」であり「時代の象徴」

会見の質疑応答で、ホーガンさんの訃報について問われた馳知事は、自身がアメリカで転戦していた時期に、地方の試合で対戦した記憶があると明かしました。

その上で、ホーガンさんを「私とほぼ同年代かなと思いますけども、やはり憧れのプロレスラーでありました」と偲び、リング内外での活躍と、その大きな影響力を称えました。

さらに、ホーガンさんの入場テーマ曲「リアル・アメリカン」に触れ、「この時代のですね、アメリカの社会、政治経済含めたリアルなアメリカの姿を象徴する存在だったと言っても過言ではないと思います」と述べ、日本の力道山とも比較しながら、一つの時代を築いた存在であったと分析しました。