災害時の混乱 偽動画や科学的根拠のない投稿も

また、災害時の混乱は他にもあります。
高層ビルを超える高さの波が街を襲う映像は、生成AIで作成されたとみられる偽動画ですが、SNSで200万回以上閲覧されていました。
そして、科学的根拠のない投稿もありました。

日本地図で具体的な地域を示して、「震度3〜4に注意してください」と書かれていました。
気象庁は、地震の起こる「時間」や「場所」を予測することは難しく、「地震を予知する情報はデマと考えられる」と指摘。
誤情報やデマへの注意を呼びかけています。
デマ投稿が罪に問われることも
藤森祥平キャスター:
今回も偽動画が目立ち、再生回数が200万回を超えているという状況です。

株式会社 QuizKnock CEO 伊沢拓司さん:
再生回数が一概に支持されたことを示すわけではないにせよ、非常にクオリティが上がってきているのが現状です。見分けはつかないものだと思った方がいいと思います。
一方で、熊本地震の際に「ライオンが逃げ出した」というような投稿をしたことが罪に問われたように、デマの投稿が罪に問われる可能性があることは、より多く知ってほしいです。
また、SNSのプラットフォーマー側の対応も急務だと思います。ぜひ、運営側にお願いしたいです。
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<プロフィール>
伊沢 拓司さん
株式会社 QuizKnock CEO
クイズプレーヤーとして活躍中