内閣府の坂井特命担当大臣は31日、地震が続く鹿児島県十島村について、きょう7月31日で期限が切れる災害救助法の適用を延長する考えを示しました。

坂井大臣は三島村の硫黄島の視察でおととい29日から鹿児島を訪れていて、31日は、塩田知事や県内の離島の町長や村長と、防災や地域支援などについて意見交換しました。

十島村の久保村長は塩田知事とともに、きょう7月31日で期限が切れる災害救助法の適用などを求める要望書を坂井大臣に手渡しました。

これをうけ、坂井大臣は8月9日まで延長すると述べました。

(坂井大臣)「状況を見て、やりとりするなかで必要となれば柔軟な対応をしていきたい」

(十島村・久保村長)「延長した分を最大限に活用して住民のために使っていきたい」

村は国からの補助金をこれまで同様、島外避難のフェリー代などにあてるとしています。