真夏の停電、まずは熱中症リスクを回避を優先

停電時に意識してほしい主な熱中症対策は次の通りです。

・車に避難する
・体を冷やす
・水分や塩分を補給する
・停電時に役立つグッズを活用する

車に避難する

なんといっても、手っ取り早い避難場所はエアコンがきいた車内です。

ただし、同じように車を使う人が増え、停電後はガソリンスタンドが混雑することも考えられるので、日ごろからこまめにガソリンの給油を行っておくと安心です。

また、筆者のようにエアコンが故障、といったことがないように日ごろから車のメンテナンスをお忘れなく。

水分や塩分を補給する(水やスポーツドリンクをこまめに飲む)

停電中は、こまめな水分補給を続けましょう。

のどが渇いたと感じなくても定期的な水分摂取を自分だけでなく家族や周りの人にも呼び掛けてください。

また、コーヒー、紅茶、お茶など利尿作用の高い飲み物は体内の水分不足を助長してしまう可能性があるので、飲むなら水やスポーツドリンク、経口補水液などがおすすめです。

また「水分不足を補おう」とスイカを食べる方がいるかもしれませんが、実はスイカは利尿作用が高いので、停電中は控えた方がよいと考えられています。

また、エアコンのない部屋で過ごすため大量の汗をかくことも想定して、体内の塩分不足を補うことも意識しましょう。

塩飴や塩タブレット、なければ少量の塩も熱中症対策には役立ちます。