岡山市消防局は今年10月、国土交通省の施設にある駐車場に落書きをしたとして逮捕された60代の消防士長の男性について、減給の懲戒処分としました。

岡山市消防局によりますと、男性職員は今年5月、国土交通省が所有する駐車場のアスファルトに白色塗料で「国の土地だ市消防に専有の権利はない」と落書きをしたとして、器物損壊の容疑で10月に逮捕されました。その後、男性職員は不起訴処分(起訴猶予)になったということです。
岡山市消防局は「市民の信頼を裏切り、名誉と信用を著しく失墜させた」として、男性職員を今月17日付けで減給10分の1・3か月の懲戒処分としました。
処分を受けて岡山市消防局は、職員に綱紀の厳正について再度指示徹底するとともに、再発防止と市民の信頼回復に向け全職員一丸となって取り組むよう文書で通知するとしています。














