ロシアのカムチャツカ半島付近で３０日朝に発生した巨大地震で、鹿児島県には現在も津波注意報が継続しています。志布志港では３１日未明になって、これまでの最大波を上回る４０センチの津波を観測しています。

ロシアのカムチャツカ半島付近で３０日午前８時半ごろ、巨大地震が発生し、現在、北海道から沖縄の太平洋側を中心に津波注意報が発表されています。
鹿児島県内全域に津波注意報が継続しています。

【志布志港は日付変わってから最大波を更新】

これまでに確認された津波の最大波は、
▼種子島熊野で７０センチ、
▼奄美市小湊で６０センチ、
▼南大隅町大泊と枕崎で５０センチ、
▼種子島西之表、十島村の中之島、奄美市名瀬で４０センチ
▼阿久根で２０センチで、いずれも３０日に観測されました。
▼志布志港では３０日夕方に観測された３０センチが最大でしたが、３１日午前３時５７分に４０センチの津波が観測されています。

県などに、けが人や被害の情報は入っていません。気象庁は、津波注意報が解除されるまでは海岸や河口に近づかないよう呼びかけています。