原因は伐採時期の問題

今回の大量死の原因について、市は「繁殖期の真っ最中にマツの木を伐採したことが主な要因」と結論づけました。

富山市は約3年前から、公園利用者や通行人からサギの鳴き声やフンの被害相談があったことから、今年は先月23日ごろから生息地となっていたマツの木6本を伐採していました。

しかし、見つかった死んだサギを調べたところ、成鳥に見えた個体のなかにも自立できてない幼鳥が多くいたことから、子育て期間が終了しない時期に木を切り倒したことで、住み家を失ったサギがエサを得られず、生き残れなかったと見られています。