競演会の会場に向かう山笠

「ソイヤ!」
神事を終え、山笠が競演会の会場へと向かいます。

「ヨイトサヨイトサ!」

藤野さんはゆっくり進む山笠を後ろから見守ります。
決して目立たない「段取り」でも、経験がないと出来ない仕事です。

中原大山笠 副総監督 古川将太さん
「言ったことをすぐ理解してくれる、すぐ実践できるっていうそういう人間かなと、頼りになりますね。島から出てきた人間なので戸畑祇園のことも当時は知らないと思いますし。人間関係を結んでそれがただ一部が山笠だっただけであって、これからも続けていって次世代につないで素晴らしい山笠にしていきたい」

「戸畑祇園大山笠競演会の開会を宣言します!」
藤野航平さん
「とにかく倒れないように最後までよろしく!」
柴崎涼さん
「頑張ります」
激励の言葉をもらった柴崎さんは急遽、幟山笠をかつぐことに!
しかし、担ぎ棒の高さと身長があわず、運行への参加は次回に持ち越しとなりました。
柴崎涼さん
「想像以上に重いし、迫力があって。次は身長が合うところに入って担げたらと思います」