アメリカ・ニューヨークの国連本部ではパレスチナ問題をめぐり、イスラエルとの「2国家共存」による解決に向けた国際会議が開かれました。
記者
「パレスチナの国家承認をめぐる国際会議が国連でまもなく始まります」
この会議はフランスとサウジアラビアが開催を呼びかけ、パレスチナとイスラエルの「2国家共存」による問題解決を目指すもので、パレスチナの国家承認についても議論される予定です。
国連 グテーレス事務総長
「『2国家共存』による解決は国際法に根差し、国連総会によって承認され、国際社会によって支持される唯一の枠組みです」
しかし、イスラエルは「解決を促進するものではなく、幻想を深めるだけだ」と批判。アメリカも「戦争を長引かせ平和の実現に向けた努力を妨げる」と反発し、いずれも会議を欠席していて、実現に向け具体的な成果がまとめられるかは不透明です。
パレスチナをめぐっては欧米の主要国や日本は国家承認していないものの、およそ150か国が国家として認めていて、会議を前にフランスのマクロン大統領も「今年9月の国連総会でパレスチナを国家として承認する」と表明しています。
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