静岡県富士市にあるスイーツ店「キャトルエピス」。旬のフルーツを使ったスイーツが人気のお店が今回、世界に挑む新たな商品を作りました。色鮮やかなエメラルドグリーン。今回の「しずおか産」は、宝石のような見た目のチョコレート、オリーブショコラです。
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「チョコレートを食べるときは、気持ちが安定することもあるので、落ち着くひと時を提案できればいいと思って、チョコを作っている」
創業者の藁科さんは、5年前から本格的にチョコレートの製造を始めました。
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「世界最大級のチョコレートの祭典なので憧れは強い」
フランス・パリで開かれる世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。世界各国の一流ショコラティエが一堂に介するチョコレートの見本市です。藁科さんは、今回初めて出店します。
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「今回これをメインに使っている。大好きなオリーブオイル」
憧れの舞台で披露するチョコレートに使うのは、静岡産のオリーブオイルです。
<「クレアファーム」西村やす子代表>
「非常にスパイシーで、辛みと苦味と香りが融合された非常に良い味のオリーブオイルになっている」
オリーブは静岡市の「クレアファーム」が栽培しています。代表の西村さんは7年前から栽培を始めました。農園で収穫したオリーブを新鮮なうちに搾ったエクストラバージンオイル。国際的な品評会でも高い評価を得ています。
<「クレアファーム」西村やす子代表>
「0から畑を見つけて仲間を探して、みんなで作ってきたオリーブ畑なので、これを使って地域活性化につなげたいという思いでやっている」
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「どんな思いで作っているかを、くみ取って作るので、こちらも情熱が入る」
地元を思う人と人とがつながって生まれたチョコレート。見た目にもこだわります。
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「チョコレートの仕上がりを見て、中のチョコの味がイメージできるような仕上げをしようと心掛けている。これが箱に入った時は、宝石箱のような、開けた瞬間テンションが上がるくらいのものを作ろうと思っている」
約半年間の試作を経て理想のチョコレートにたどり着きました。今回「サロン・デュ・ショコラ」に出展する前に、生産者の西村さんに食べてもらうことに。
<「クレアファーム」西村やす子代表>
「オリーブオイルってこんなに、こうやってショコラをまとめるんですね。藁科さんが自分たちの素材に価値をつけてくれる。生産現場のメンバーも食べたらびっくりすると思う」
<「キャトルエピス」藁科雅喜さん>
「『サロン・デュ・ショコラ』に皆さんの想いを持っていくという感覚の方が強いかもしれない」
10月末、パリで開催された「サロン・デュ・ショコラ」。憧れの舞台に出展しました。ブースには多くのお客さんが訪れ、オリーブショコラは2日で完売するほどの盛況ぶりでした。
<キャトルエピス 藁科雅喜さん>
「オリーブの話もたくさんしたが、食べた感想もみんな美味しいと言ってくれて、すごく喜んでいただけて楽しかった。今後もオリーブの美味しさもそうだし、静岡をオリーブの町にという思いまで伝えていけたらいい」
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