自然の中で水面を滑るように駆け抜けるローイング。


今回のヒーローは、アイリスオーヤマローイングクラブの西村光生選手です。

2025年5月、全日本 ローイング選手権大会男子シングルスカルで3連覇を達成。

西村光生選手:
「やっぱり支えてくださった皆さんに恩返しが出来たんじゃないかなぁっていいますか、いい結果報告ができたなあってふうに思っていました」

その栄光の裏には日々の努力がありました。練習は仙台大学 漕艇部の施設を借りて行っています。漕ぐ距離は15キロ。学生たちのとの交流も大切にしています。

学生:
「こういう方です。 いつも貰っているんです」

学生:
「スゴく刺激をもらえる選手です」

学生:
「仙台大学の学生はもちろん、いろんな学生にとってもヒーロー」

いくつもの輝かしい戦績。しかし、叶わなかった夢もあります。それがオリンピック出場。

今季限りで引退を決定。最後の挑戦が始まりました。

西村光生選手:
「滋賀の国民スポーツ大会が最後の大会になるので、優勝はもちろんなんですけど、やっぱり自分の納得できる漕ぎをできればなと思っています」