気象庁によりますと、日本の南海上にあった台風7号は25日夕方に熱帯低気圧に変わりました。
ただ、今後台風8号の影響で、九州南部・奄美地方では、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があり、厳重な警戒が必要です。

■台風8号の動きは?

台風8号は、25日15時にはバシー海峡にあって、1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径55キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。 
台風8号は、沖縄の南を北東へ進んで26日には沖縄地方に接近した後、27日には東シナ海で動きが遅くなるでしょう。
台風の影響に加え、日本の東の高気圧の縁を回る、暖かく湿った空気などの影響により、九州南部・奄美地方と沖縄地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。