25日午後、青森県横浜町で海で溺れた孫を助けにいった70代の男性が、海底に沈んでいるのが見つかりました。男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
25日午後0時10分ごろ、横浜町浜田地区の海で「溺れた孫を助けに行った祖父の行方がわからない」と、家族から消防に通報がありました。
消防によりますと、午後1時過ぎに、70代の男性は岸から約150m離れた海底に沈んでいるのが見つかったということです。
男性は意識がない状態でドクターヘリで病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。
孫は海から上がり、無事でした。
警察によりますと、男性の行方が分からなくなった海岸は海水よく場ではなかったということです。
事故の発生を受け、町は注意を呼びかけています。
横浜町教委 小原広基 教育長
「町は現在、砂浜海岸海水よく場1か所ですので、そこで楽しむこと。子どもであれば常に大人と一緒にいるとか、最低限の危険防止を呼びかけていかなければと思う」
警察や消防が詳しい事故の経緯などを調べています。
【追記 25日午後8時半】
警察によりますと、その後、死亡した男性は横浜町の74歳の男性と判明。男性は、25日午前9時頃からシュノーケリングをしていたということです。