石破総理の退陣論をめぐり、SNSで注目を集める「#石破辞めるな」、25日激励デモが行われました。
石破総理の地元、自民党鳥取県連が総理に続投を求める要請書を提出した一方、鳥取島根合区でともに参院選を戦った島根県連は、自ら進退を判断すべきとしました。

午後5時の総理官邸前。
まだデモの参加者らしき人の姿は見当たりません。

「石破激励の趣旨のプラカード持参大歓迎」とSNS上で午後7時からのデモへの参加が呼び掛けられていて、その趣旨は「抗議でもほめ殺しでもなく、激励です。」と説明されています。

5時40分ごろから人が集まり始めました。

デモ参加者
「兵庫県尼崎市から来ました。新幹線に飛び乗って、石破首相を激励に来ました」

参議院選挙での与党敗北により自民党内で加速する「石破おろし」の動き。

続投を求める声をこちらでも。
25日、自民党鳥取県連は石破総理に続投を求める要請書を提出しました。
「石破おろしの声に負けずに引き続き頑張って欲しい」という内容だということです。

一方、鳥取県連から続投要請をともに提出することを要請された島根県連は、25日役員会を開催。

自民党島根県連 園山繁 幹事長
「鳥取県連から提起された総裁の留任要請について諮ったが、きょうのところは、意見の一致にはいたらなかった。我々から、「やれ、辞めろ」ということを、言葉として発する、文書として発するということはない」

島根県連は、石破総理の進退については自らの責任で判断すべきこととしました。