福島県白河市出身で、駒澤大学陸上部の藤田敦史監督が、郡山市で高校生アスリートを指導しました。

陸上教室を開いたのは、白河市出身で、大学駅伝の強豪・駒澤大学陸上競技部の藤田敦史監督です。マラソンの元日本記録保持者でもある藤田さん。大学駅伝3冠を目指す、駒澤大学の選手とともに高校の陸上選手60人あまりにトップレベルの技術を指導しました。スピードだけでなく、股関節がよく動くようにしてフォームの矯正やけがの防止につなげる方法も伝授しました。

また、厳しい暑さの中、水分を十分にとりながら一定のペースを守り、4キロを走ったあと…。ラストスパートを磨くためにスピードをあげて400メートルを走る練習に取り組みました。

安積黎明・杉谷奈都姫選手「走っている時とかも『リズム良く』みたいなアドバイスをいただいたので、これからの駅伝シーズンにみんなでつなげていけるように夏の練習を頑張っていきたいと思います」

郡山東・菅野圭史選手「技術面はそうなんですけど、メンタル面でも勉強になることが多いなと思ったので、今後の部活で活かせたらなと思います」

秋の駅伝シーズンに向け、藤田さんは、若きアスリートたちに、エールを送りました。

藤田敦史監督「福島県で言えばふくしま駅伝というのが、皆さん一生懸命頑張っている駅伝があると思うんですけど、そこに向けてとなると、夏の走り込みが駅伝シーズンに直結してくるんですね。特に、夏場暑い中で練習する中で、どういうことで工夫をすれば練習が点ではなく線にできるのかというのがテーマになるよと話をしている」

藤田さんのエールを受けた高校生たちは、それぞれの目標に向け、誓いを新たにしていました。