広島市消防局の管内で6月、熱中症で救急搬送された人が6月としては過去10年間で最も多かったことが分かりました。
広島市消防局は広島市のほか、熊野・海田・坂・安芸太田の4町と、廿日市市吉和地区を管轄しています。この管内で6月、熱中症または熱中症の疑いで救急搬送された人は去年よりも60人多い108人でした。2022年6月の93人を上回り、過去10年間で最多となっています。搬送された時間帯では、気温が高くなる午後0時台から3時台が44人だった一方、夜間の午後7時台から午前3時台も15人にのぼっています。7月は24日の時点で331人に達していて、すでに去年7月の321人を上回っています。
広島市消防局は「残暑も厳しく長引くことが予想されているため、熱中症対策には十分気をつけて欲しい」話しています。