岩手県洋野町にある県立種市高校のレスリング部が来週島根県で行われるインターハイの団体戦と個人戦に出場します。
高校から競技を始める部員がほとんどという中、全国レベルの強さを引き出す秘密に迫りました。

種市高校レスリング部の部員は16人。5月に宮古市で行われた県高総体レスリング競技の7人で競う団体戦に出場し、宮古商工と盛岡工業とのリーグ戦を制して2年ぶり16回目のインターハイ出場を決めました。
団体戦の主将を務める佐藤瑳武選手は全国の舞台での活躍を誓います。

(種市高校レスリング部 佐藤瑳武主将)
「試合に向けて意識が高まっている。目標はベスト16です」

また個人戦でも予選を勝ち抜いた5人がインターハイに出場します。

55kg級の2年生山下彪選手は、「エビ固め」でのフォールを得意とします。

65kg級の1年生白糠錬太郎選手が得意なのは投げ技。

71kg級で2年生の山下寛渚選手は相手の両足を攻める「両足タックル」が持ち味です。

80kg級で3年生の野田利央選手は横回転しながら抑え込む「がぶり返し」が得意。

そして女子中量級で片足を持って回転する「片足タックル」を得意とするのが2年生の平岡羅夢選手です。

個性豊かな選手たちが全国の上位を目指します。