さらに種市高校の強さの秘密は寮にもありました。

町内にある寮ではレスリング部の部員6人が生活しています。

(佐藤瑳武主将)
「一人部屋なので快適です。まず帰ってきたらすぐにご飯を食べます」

(食堂の風景)
「おかえり」「ホヤもらったし豆腐も差し入れがあった。ウニもでる。たまに」

寮には地域の人たちが地元で採れた食材を提供することも。
この日の夕食では地元産のホヤや、メカブのみそ汁などが出されました。

(白鷗寮調理員 舘石順子さん)
「なるべくご飯いっぱい食べられるように、口に合うように、残さないように。それは気をつけている」

「まずいとは言わせねーぞ」「味付けがばっちり、愛情が超こもってる」

地域の人たちの愛情のこもった食事が、レスリングで勝つための強く大きな体を育みます。
島根県で行われるインターハイのレスリング競技は、27日の岐阜工業戦が種市高校の団体戦の初戦です。

そして翌28日からは個人戦も始まります。

(佐藤瑳武主将)
「インターハイ出るのはこれで最後。どれだけ勝ち進めるか楽しみ」

団体、個人戦ともにまずは一戦必勝。チーム一丸で戦い抜きます。

(全員)
「インターハイがんばるぞ!」