岩手県久慈市に、エネルギーを地域循環させる太陽光発電施設が完成し、24日本格稼働しました。

太陽光発電施設を設置したのは、岩手銀行の関連会社の「マノルダいわて」です。
本格稼働に合わせて、24日は地域住民を招いた見学会が開かれました。

久慈市夏井町に完成した施設は、1.8ヘクタールに太陽光パネル2700枚余りを設置したもので、一般家庭500世帯分の電力を賄うことができます。

(マノルダいわて 石川恒介社長)
「今までは電力を買うということで、外にお金が出ていたもの、域外に出ていたものを域内経済循環として地域に貢献できるものと考えています」

施設には蓄電設備も併設されていて、昼間発電した電力を夜間使用できるほか、災害時の非常用電源として地域で利用することもできます。