弘前高校の生徒が制作した「ねぷた」を、次の世代へデジタル化して引き継ごうと、3D技術を使ったデータの記録が行われました。
高さ約3.9m・幅約2.7mの「弘高ねぷた」。
生徒たちがねぷたを12周して立体データを記録しました。
この技術は、NTT東日本グループの「NTT‐ME」が協力し、70年以上続く弘前高校の伝統行事を次の世代へデジタル化して引き継ごうと行われています。
生徒たちは6月、ねぷたに見立てたダンボールを撮影して3Dスキャンのノウハウを学んでいて、23日が本物の撮影本番です。
生徒は
「完成したもの(ねぷた)で、次に弘前高校に入ってくる生徒のために参考になるようなものができたら」
弘前高校では次回、撮影データをもとに編集作業を行って、より詳しい3Dデータを作成する予定です。